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10/23(土)倉敷市民会館に「風と共に去りぬ」を観に行ってきました!
1泊2日の予定で観劇と倉敷観光をかねて、友人kumagorouとマイカーでいざ倉敷へ! しかし、数日前の台風の影響で、高速道路が補修工事!!スタート直後から18kmの大渋滞に巻き込まれてしまう…。
大阪から2時間ちょっと、遅くとも3時間くらいで着くだろうとの予想を
大〜きく裏切り、なんと所要時間は約5時間!!!
しかし、実際のところは途中で何度もサービスエリアに降り立ち、お昼寝をしたり、ご飯を食べたり、お茶したり…
といつでものんびりペースな私達。渋滞だけが原因ではない…。だけど、それも旅の楽しみの一つなのである〜。
こんなペースで私達の旅は始まった。
倉敷市民会館に到着したのは午後2時前で、そろそろ1回目の公演が始まろうとしている頃。 この会館の中に既にたかこさんがいる!と思うと全国ツアー初参加の私達にとってはなんだか不思議な気分。
私にとっての「風と共」は98年花組公演で観劇している。でも、どういう訳かストーリーを全く覚えていない。
それぞれの登場人物の気持ちがいまひとつ理解できなかったような気がする。ラブラブ・ラブロマンスとは到底縁がないようなお話で、バトラーとスカーレットはすれ違うばかりで心が通い合う瞬間がなくストレスが溜まるお話〜と感じてた。
なので今回は小説を3冊買って予習をしよう!とはりきっていたのだけど、試験勉強や遊び?に忙しく、1巻さえ読破してない状況のまま今回の観劇日となってしまった。
そしていよいよ開演。
開演してイキナリ思った事は、これはストーリーをある程度知っている人向けなの!?
既にスカーレットはメラニーの兄チャールズと結婚し、そのチャールズは結婚後すぐに戦場で亡くなり未亡人になってしまうところから話が始まる。私はかろうじてこれ以前の部分を小説で読んでいたので、バトラーとの出会い、スカーレットとアシュレーとの関係が理解できたけど、ストーリーを知らない人にとってはどうなんだろう?
そして、たかこさんの出番がちょっと少ないではないか!特に一部でそう感じて、不完全燃焼を起こしかけた私。
でもでも、たかこさんの演じるレット・バトラーは私のイメージの中にあるおじ様バトラーではなく、色気があって大人っぽく存在そのものがドキドキする空気が漂っている。やや少ないかと思われる出番を惜しむかのように、ただバトラーがそこにいるだけでドキドキする。
その中でも嫉妬でお酒におぼれるシーンは特に色気を感じて一番のお気に入り。
今まで余裕しゃくしゃくで、常にスカーレットに対して優位に立っていたバトラーがスカーレットへの嫉妬で突然自分を取り乱し、お酒におぼれているではないか!!
この急なギャップに私はどうも弱いよう〜。
そのうな垂れた姿はカチッとした定番バトラーの髪型ではなく、パラッと前に下りたつややかな前髪で、髭の落ち着きと妙〜にアンバランスで一段と色っぽさを感じてしまう。それだけではなくお酒によった自制心を無くしてしまった姿は、バトラーのくせに子供っぽさまであったりして。
たかこさんのかっこいい演技はもちろん好きだけど、苦悩の演技も大好きで、悲しみや苦しみがとても伝わってくる。お芝居という事を忘れて助けてあげたいという気持ちに心が動かされてしまう。
私にとってバトラーはいつだって頼れる男性で、とても頼もしい存在なのにそのギャップがまた一層そう感じさせられたのかも。
いつもより少ない場面だったけど、毎回違うバトラーの表情を見ることができ、また心が苦しくなるくらいの想いが切々と伝わってきた。そしてラストの別れシーンでは、あまりの潔さにになんともいえない感情に包まれながらも、不思議とこの選択が一番よかったんだと思える満足感があった。
ここまで風と共にの世界に引き込まれたのは、たかこさんをはじめ、宙組の出演者の皆さんがそれぞれの人物の個性を演じきっていたからだと思えた。バトラーとスカーレットはもちろん、スカーレットとアシュレー、アシュレーとメラニーの複雑な心のすれ違いが痛いほどに伝わってくるとても素晴らしい舞台だった。
しみじみと余韻に浸り、の〜んびり会場から出てきたら、ちょうど車がでたところ。観劇している私達より早いたかこさん。
出待ち間に合わずっ・・・!!!
ちょっと凹んだけど、その後の宿泊先の露天風呂の中では、深夜まで私達の興奮!トークバトルが繰り広げられるのであった…。
翌日も市民会館に車を泊めて倉敷観光。なんと翌日の市民会館は安部なつみのコンサート。振り付けの練習をしているファンに紛れ、コンサートに行く振りをして車を泊めさせて頂きました。(市民会館様ごめんなさい)
ガイドブックに載っていたランチや、倉敷名物ぶっかけうどんを食べたり(ほんと美味しかった) 予定していた事ぜ〜んぶできた楽しい2日間。 しっかりと倉敷を堪能しちゃいました☆
全国ツアーってホント楽しいねーーー!!!
また行きたいなぁ〜。
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私が「風と共に去りぬ」を観たのは、97年の花組全国ツアーだった。配役は、レット・バトラー(真矢みきさん)、スカーレット・オハラ(愛華みれさん)、スカーレットU(千ほさちさん)、アシュレ(香寿たつきさん)
滋賀県の守山市民会館まで、延々と続く田舎道をバスに乗って行ったのを覚えているなぁ。会館前では小旅行気分でうれしそうにビデオに写る私とkumagorouの姿が!
だけどストーリーはほとんど覚えていないのはどうしてだろうか?当時は現代的な作品や、分かりやすいストーリーを好んで観ていた私には、ちょっと難しかったのかもしれない。
ただ、みきさん演じるバトラーがスカーレットに嫉妬して「この頭を胡桃のごとく割れたなら…」みたいな事を言うシーンだけはよ〜く覚えている。とにかく複雑に絡み合う心の動きの広大なストーリーであった事は間違いない。この話題作に満足したのを覚えている。
今回は小説をしっかりと読んで、それぞれの登場人物の気持ちの深いところまで読み取ることができればいいなと思っている。
というか、最近は本で想像する世界もとても楽しい。
一つの作品を舞台と本という違った世界で2回楽しめるという事に、とてもはまっているよう。 普段は外国人作家の本はほとんど読まないけど、たかこさんの舞台作品だと思うと、すんなり興味を持って夢中で読める事がうれしい発見だったりする。
早速「風と共に去りぬの(1)〜(3)までを購入した。
また、本を読んだ感想を書いていきたいな。ネタバレはしません。 |
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価格:¥1,575 (税込) |
人気小説を映画化し、映画史上に残る記録を作ったヒット作。アカデミー作品賞ほか全10部門で受賞。スカーレットには、2年4か月かけて探し当てたヴィヴィアン・リーが扮し、うわさの多いレット船長にはハリウッドの「キング」、クラーク・ゲーブルが扮している。 |

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▼風と共に去りぬ
(1) 価格: ¥680 (税込) ▼風と共に去りぬ
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集英社文庫―コミック版
マーガレット・ミッチェル(著)、津雲 むつみ |
南北戦争直前のアメリカ南部の町・タラ。大地主の娘・スカーレットは誇り高く美しく、どんな男性でも虜にしてしまう社交界の華。しかし、彼女が愛したアシュレはメラニーと結婚する事に。不朽の名作を津雲むつみが鮮烈に描く。愛憎の交錯する壮大な物語が始まる!!
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▼風と共に去りぬ【日本語吹替版】 |
価格:¥4,515 (税込) |
人気小説を映画化し、映画史上に残る記録を作ったヒット作。アカデミー作品賞ほか全10部門で受賞。スカーレットには、2年4か月かけて探し当てたヴィヴィアン・リーが扮し、うわさの多いレット船長にはハリウッドの「キング」、クラーク・ゲーブルが扮している。 |

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▼風と共に去りぬ |
価格:¥4,515 (税込) |
人気小説を映画化し、映画史上に残る記録を作ったヒット作。アカデミー作品賞ほか全10部門で受賞。スカーレットには、2年4か月かけて探し当てたヴィヴィアン・リーが扮し、うわさの多いレット船長にはハリウッドの「キング」、クラーク・ゲーブルが扮している。 |
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「風と共に去りぬ」は、19世紀末のアメリカ南北戦争を背景に、レット・バトラーとスカーレット・オハラの情熱的な恋を壮大なスケールで描いた長編ロマン。「ベルサイユのばら」とともに宝塚の大ヒット作で通算1147回を超え、262万人を動員している。
昭和52年の初演以来、25回(地方公演なども含む)上演されている。 |
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