先日スカイステージで「ファントム」制作発表を見た。
とてもとても素敵なたかこさんのファントムのお姿を目にして、いろいろと抱いていた私の中の不安が一掃された。（私が抱いていた不安）

衣装は「ベルバラ」っぽく、メイクは「エリザベート」のトートを感じ、あの劇団四季の「ファントム」を思わせる影もない。さすが宝塚、こうきたか！そもそもストーリー自体、劇団四季の「オペラ座の怪人」とは違い、「アーサー・コピット版」で心の通った『ファントム』という評価がされている作品。あま〜いファントムが見られるらしい。

まさに、この作品のメッセージを伝えるのに宝塚以上にふさわしい劇団はない。

以前のものは山口祐一郎だったが,今回の録音は今井清隆の怪人。劇中劇のオペラの部分が変なステレオタイプで歌い過ぎなのではないかと思うが,もちろん確信犯のはずだ。歌い手の端々に四季の特徴が出ていて,基本トレーニングの見事さがうかがえ,羨ましい。

オペラ座の地下で、闇を支配する怪人と対峙したラウルが目にした、想像を絶する光景とは?そして怪人と歌姫の真実とは?
不朽の名作『オペラ座の怪人』の新訳決定版、ついに刊行。

19世紀、フランス。夫を亡くしたマドレーヌが失意の中で産んだ長男エリックは、この世のものとは思えない恐ろしい容貌をしていた。以来マドレーヌは我が子をどうしても愛することができず、仮面をかぶせて屋根裏に閉じ込める。やがてエリックのずば抜けた頭脳は顕著になり、幼くして建築学を極めるとともに音楽の方面でも類いまれな才能を発揮。だが八歳になったとき、自分がいると母にも危険がつきまとうと知ったエリックは、自ら家を飛び出した…。あまりにも有名な〈怪人〉の生涯を、生い立ちから書き起こす感動作。

ついに『ファントム』初観劇に行ってきました！

この作品に対する期待がとてもとても大きかった私は、劇団四季の『オペラ座の怪人』のイメージを基に、そしてそこで理解できなかった部分を小説スーザン・ケイの『ファントム』を読むことで心からエリックという人間に魅力を感じ、公演前から自分の想像で造り上げた世界の中に完全に浸りきっていたようです。

その予習が裏目に出てしまったのか、第一部では想像の中で膨れ上がってしまったイメージとのギャップにかなり戸惑いを覚えてしまいました。

しかし、第二部では劇団四季でも小説の世界でもない新しい『ファントム』の世界に引き込まれ感動の涙を流しました。

『ファントム』2回目の観劇に行って来ました。
正直言って今頃、宝塚ファントムの素晴らしさにはまりこんでいる私達です。

1回目の観劇では、ファントムファンとして公演前から膨れ上がったイメージとのギャップにかなり戸惑いを覚えてしまい、感動はしたものの、いつもの・・・あのトキメキや興奮ではない事に、自分の心に何が起こったのかさえ分からない状態でした。（この胸のモヤモヤは何？って感じ・・・）

四季の「オペラ座の怪人」や小説「ファントム」の世界を引きずる事がここまで人の感覚をおかしくするという事を初めて知りました（汗）

劇団四季、小説ファンの方！1回の観劇では、あまりに強い作品のイメージから、この宝塚ファントムの素晴らしさは分かりにくいかも知れません。（たかこさん大好きな私でさえ、完全に狂わされてしまうのですから・・・）

しかし、私は宝塚でしかできないオリジナルで、素敵なたかこさんの『ファントム』が絶対に皆さんの心に伝わる事を確信しています。

宝塚ファントムはエリックとクリスティーヌが描く美しい音楽の世界がとてもとても伝わってくる素敵な作品です☆

「ファントム」 3回目の観劇に行って来ました。

今回は比較的前列で観劇する事ができた。
かなり上手寄りで、少し観にくかったのですが、私の大好きなシーン…ドレミファソ ファレミド〜♪クリスティーヌと銀橋を渡るシーン（たかこさんがドォ〜〜〜って歌うところ）を間近で見れて胸キューン☆でした！

この作品ではこの曲「You Are Music”君は音楽”」が流れるシーンが私の胸キュンのキーポイントとなっているみたい。
切ないような、懐かしいような、暖かく胸に響く素敵なメロディー！

早速帰りに、その曲が入っているピアノサウンドコレクションのカセットを買って帰りました。

しかし、今時カセットとはなぁ…
最近のコンポにはカセットはほとんどついてなく、私は持っていません。 悩みました（笑）
が、何とか聞くことができました。

私はお風呂にゆっくりつかりながら、音楽を聴くのがとても好きなのですが、このピアノコレクション、リズムが早くて困ります〜。
「You Are Music」と「Ｍy True Love」はいい感じなのに後の曲は早い早い！セカセカするぅ〜（笑）
もう、自律神経のバランスが乱れそう（笑）

どれもいい曲なのにオシイなぁ。

クリスティーヌの声に出逢うシーン

オペラ座の衣装係として働ける喜びを歌うクリスティーヌの声を聞いて、懐かしい安らぎを感じたエリック。下からファントムの棲家が上がってきて二人が出逢うシーン。

「HOME」を歌う二人に心がグーっと引き込まれていく。

エリック 「マドモアゼル、どうか怖がらないでおくれ」
「あっ駄目だ、動かないで…」
このエリックの繊細な話し方がとても好き。
たかこさんの全ての役に共通するのだけど、繊細さを感じるところが大好き！

エリック 「こうして仮面をつけているから」
「また会おう、僕が君をみつけるから」
仮面で顔を覆って下がっていくエリックを私はずーっと見ている。「絶対見つけてくださいエリック様！」って感じ（笑）


2幕ラスト 白マントの船のシーン

エリックの死を悲しむクリスティーヌが船に乗っているエリックに気づいて駆け寄る幻想のラストシーン！

エリックに駆け寄るクリスティーヌを優しく白いマントに包み込むところが大好き！まるで赤ちゃんのおくるみに柔らかく優しく包まれているみたいに安心した気持ちになる(*^_^*)

そして2人の笑顔がとても素敵で、エリックが死んでしまった事や、今までの全ての悲しみが吹き飛ぶ瞬間。
これぞタカラヅカー！って感じがする大好きなシーン。
エリック、幸せになってよかったね。

＋ 【1】　 「ファントム」の中であなたの大好きなシーンは？

＋ 【2】　 「ファントム」の中であなたの大好きな衣装は？