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観劇レポート ストーリー 関連BOOK
大好きシーン集 たかルドルフ VS まりこルドルフ

 観劇レポート

『1989年1月30日、オーストリア・ハンガリー帝国の皇太子ルドルフ・ハプスブルグ(31)と男爵令嬢マリー・ヴェッツェラ(17)が、ウィーン郊外の狩猟用別邸マイヤーリンクで、謎の死をとげた。これは実際に起こった事件である。真実は謎に包まれたまま…』

この「うたかたの恋」は、2人の出逢いから心中事件が起きるまでの悲劇的な愛を描いたラブ・ロマンス。ストーリー自体が事実に基づいているからか、始めて観た時はかなりの衝撃を受けた。さすが!噂どおりの素晴らしい作品だった。

私はこの作品を舞台で観る事ができなかった。スカイステージでの放送をDVDに録画して何度も何度も何度も見た(セリフを覚えちゃうくらい(笑))あまりに素敵すぎて何度見ても飽きる事がなく、そればかりか毎回新しい発見さえある。

この作品の見所はルドルフが皇太子という身分でありながら自由を求め、その狭間で苦悩しながらも真実の愛を見つけるというところ。

私の印象の「たかこさん演じるルドルフ」はこれからの20世紀を背負うのに期待されるべく素敵な皇太子像だった。立姿はまるで本物の皇太子を思わせる程。その反面、大きな夢や理想を描き、幼さや未完成な部分もたくさんあって、そこが母性本能を擽られる程にかわいく感じるシーンがたくさんあった。見れば見るほど、たかルドルフがかわいい〜という印象が強くなっていく。(詳しくはかわいいたかルドルフ集で)
はなちゃん演じるマリーは素直で純粋さがよく出ていて、17才らしい恥らう演技がとてもかわいい〜。ルドルフが何故惹かれたのかがよ〜く分かった。
こんな絵になる2人の甘ーいシーンがたくさん見れて大満足。(詳しくは大好きシーン集で)

ルドルフとマリーが客間で会う3回のシーンは、一つのお芝居という限られた時間の中でありながら、二人の愛が少しずつ積み重ねられていく様子が本当に上手く、自然に表現されていた。そんな二人の愛が充分に感じられるシーンがあったからこそ、追い詰められ死を選んだ二人の姿がとても美しく感じられたのだ。

束の間の本当の幸せを手に入れ、死をもって愛と自由を手に入れた。永遠の愛を・・・
天国で二人はきっと結ばれていると私は思っている。


 ストーリー

1889年1月26日、ウィーンのドイツ大使館では皇帝一家を迎えてシーズン最大の舞踏会が催されていた。大勢の貴族たちの中でも皇太子ルドルフと男爵令嬢マリー・ヴェッツェラのカップルはひときわ美しく、人々の目を引いた。しかし二人はこの時すでに死を決意していた。

オーストリー帝国のフランツ・ヨゼフ皇帝の息子ルドルフは、美しく、教養に溢れ才気に富み、他国にもその存在を知られる優れた次期皇帝であった。しかし政略結婚で結ばれた皇太子妃、ベルギー王女ステファニーとの間に愛はなく、また、情熱的で奔放な母、エリザベート皇后の血を受け継いだ彼は進歩的な自由主義思想に興味を示していた。
一方、ルドルフのいとこ、オーストリー大公ジャン・サルヴァドルは自由主義者として何ものにもとらわれず、平民の娘ミリー・ステュベルを恋人に持って自由に生き、また、若い将校たちを集めて自由主義運動を進めている。ジャンの生き方に共感を覚え、羨ましく思うルドルフではあったが、皇太子という立場は彼を縛り付けていた。しかしルドルフをリーダーに担ぎ出して武力革命を起こそうというジャンの計画にはさすがに反対せずにはいられなかった。また、ルドルフを排して自分の甥フェルディナンド大公を帝位に就かせ実権を握ろうともくろむフリードリヒ公爵は、ツェヴェッカ伯爵夫人を愛人としてルドルフのもとに送り込み、ルドルフの動向を探らせていた。ルドルフが自由主義に傾倒していることももちろん知っており、ルドルフを皇位継承者の地位から追い落とす機会を狙っていた。

ルドルフとマリーが出会ったのは、ルドルフを取り巻く情勢がそんな不穏な時だった。
以前公園で姿を見かけ、劇場で再会した折にほんの一言言葉を交わしただけのマリーを、ルドルフは忘れることができなかった。マリーには、取り巻きの女性達にはない清純で生命力に溢れた若い美しさがあった。マリーもまた、自分を見つめるルドルフの瞳に強く惹かれていた。
マリーに強い恋心を覚えたルドルフは、マリーを密かに王宮の自室に招き、楽しい逢瀬を重ねていた。しかし格式の高いハプスブルク家では、貴族とは言え身分の低い男爵令嬢との恋など許されるものではなかった。ルドルフは恋人のミリーと自由に生きるジャンに強く憧れ、マリーと共に生きるためならば身分などいらないと思い始めていた。

ルドルフがステファニーとの離婚をローマ法皇に願い出たことを知った皇帝は激怒し、マリーを修道院に送ることに決める。二人が会うことを許された最後の機会、それがドイツ大使館での舞踏会だった。
死を決意したルドルフは、マリーをマイヤーリンクでの狩りに誘う。マリーはルドルフの誘いの意味を察した。美しく踊る二人の姿に、皇帝や皇后、皇太子妃らはそれぞれに複雑な思いで見入っていた。
1月30日、雪に覆われたマイヤーリンクの山荘でルドルフとマリーは初めての、そして最後の自由な一時を楽しんでいた。しかし、フリードリヒ公爵の策略もまた、まさに達成の時を迎えていた。偽の革命軍が手配され、ルドルフがそのリーダーとして逮捕されることになっていたのである。しかし死を決意したルドルフに動揺はなかった。雪に埋もれた静寂を破る二発の銃声。二人はついに誰にも邪魔されることのない世界へ旅立っていった。



 関連BOOK

cover うたかたの恋と墓泥棒 ゲオルク マルクス(著)
価格:¥1,700
ハプスブルク家が1世紀ものあいだひた隠しにした"禁忌"マイヤーリンク事件―。19世紀末皇代子ルドルフと、若き令嬢マリーのミステリアスな死。「自殺」か「暗殺」か「心中」か「殺人」か…。30以上もの噂が飛び、諸国を、民衆を、ジャーナリズムを揺るがしたマイヤーリンクの謎がいま、墓泥棒によって解き明かされる。

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 大好きシーン集

NO1 皇太子の客間で初めて2人で会う

ルドルフとマリーが皇太子の客間で会うシーン。
ベージュ系と黄色系の2人の合わせたかのような衣装が、微笑ましいし、初々しいし、可愛いくて、最高!
この時の2人の気持ちをまるで衣装で表現しているかのよう。

ルドルフの従姉がマリーの上着を脱がせて、それをすぐさまルドルフが受け取る。さすがルドルフよく気が利くね!しかし、その後まるめてソファーに置いたまま(笑)そのちょっと皇太子らしからぬ行動がまたかわいい〜のである。

そして2人の微笑ましい会話があり、曲が流れ出しルドルフが優しいメロディーを歌い始める♪
♪なんと言うー静けさー優しいそよ風、小鳥さえずる森、小川のせせらぎー♪
歌の中でマリーは初々しく、恥ずかしそうに逃げるような仕草がかわいい。そしてそんなマリーを優しく見つめるルドルフ。
このたかこさんの優しい眼差しに倒れそうになる(笑)(#^.^#)

そして「うたかたの恋」のテーマ曲が流れ出す。
ギャップに弱ーいわたくしは、この切り替わりに完全にお芝居の中に引き込まれていく。
濡れた草の中に青い小さな花、それはあなた、それはあなた、それはあなたー♪
例え荒れ狂う嵐に引き裂かれーてもー♪

まだどこかしら、ぎこちない二人の気持ちが少しずつ一つになっていく過程を歌の中で感じられる。何度観ても微笑ましいという言葉がぴったりくる大好きなシーン。
このシーンをNO1にしたのは、まだ何の障害もなく幸せそのものだったから。


 たかルドルフ VS まりこルドルフ

12月、スカイステージで麻路さきさんの「うたかたの恋」が放送される予定。この作品を違う人が演じるとどうなるのだろうか?ものすごーい興味がある。

私の友人はまりこさんファン→退団後→たかこさんファンな人なので、その感想がいっそう楽しみだ。





1989年に実際に起こった、オーストリアの皇太子と男爵令嬢との悲劇的な愛を描いたラブ・ロマンス。事件の後、フランスの作家クロード・アネが「マイヤーリンク」という小説にし、幾度か映画化もされている。

舞台化したのは宝塚が初めてで、83年に麻実れい、遥くららの雪組で初演された名作。93年に星組で再演され、宝塚大劇場では麻路さき・白城あやか、東京公演では紫苑ゆう・白城あやかのコンビが主演をつとめた。99年には月組・全国ツアー公演で真琴つばさ・檀れいコンビの初めての作品として久方ぶりに再演された。

そして、ついに2000年全国ツアー公演で、宙組の新トップコンビ和央ようか・花總まりの初めての作品ということで、この作品が選ばれた。


・ルドルフ(オーストリア皇太子)
和央ようか

・マリー・ヴェッツェラ(男爵令嬢)
花總 まり

・ジャン・サルバドル大公
(ルドルフの従弟) 湖月わたる

・ミリー・ステュベル
(ジャンの恋人) 華景みさき

・ヨゼフ皇帝
(ルドルフの父) 大峯 麻友

・エリザベート皇后
(ルドルフの母) 陵 あきの

・ロシェック
(ルドルフの老僕) 未沙のえる


大好きシーン集

NO1 皇太子の客間で初めて2人で会う

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