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10月11日(土)3時 公演 |
10月17日(金)11時 公演 |
11月 3日(月)11時公演 |
11月13日(木)11時 公演 |
2004年1月26日(月)13時30 公演 |
宝塚スカイステージ「NOW ON STAGE」を見てのテンプテーションの期待度は★★★の3つ星。短い場面だけでの評価だが、色使いが派手だし、衣装のセンスもちょっと…どうなんだろうと不安を覚えたが、その時点では、まだロマンティックレビューのすごさを分かっていなかったようだ。
実際見終わってみてこのショーは全場面が見所であり、私から見て意味がないシーンが全くなかった。今までの私自身の観劇の傾向としてご贔屓のスターさんしかみないというところがあったが、このショーではそんなもったいない見方はできない!今回のショーはストーリー性あり、コミカル性あり、デュエットダンス、黒燕尾ありと、息つく暇もないほど充実している。
そして、このタイトルどおりテンプテーション(誘惑)は、私をドキドキさせ続けた。(詳しくはドキドキシーン集で)
ショーでここまでドキドキさせられたという記憶は今だ覚えがない。また、そのドキドキのさせかたもワンパターンで責めてくるだけではなく、あらゆる角度からバラエティー豊かに攻撃してくるのだ。「熱く、激しく、美しく、妖しく…」
もちろん、私にとってのNO1ショーになる事間違いなし!
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序章
セレモニーの歌手…水 夏希
第1章 プロローグ
アダム…和央ようか イブ…花總まり
プロローグの男S1…初風 緑 プロローグの男S2…水 夏希
プロローグの男S3…大和悠河 プロローグの女S1…出雲 綾
プロローグの女S2…彩乃かなみ
第2章 デュエット(You are my home)
美しいドレスの淑女が切ない恋の熱情を歌う。
やがて白いタキシード姿の紳士が登場し、淑女と共にかけがえのない恋を歌い上げる。
歌う紳士…和央ようか 歌う淑女…花總まり
第3章 プロボカメ(挑発)
ラテンラバー(フリオ)…初風 緑
ラテンフィーバー女(ペネロペ)…大和悠河
第4章 ヒート・アップ
ラテンラバー(ベルナルド)…水 夏希
ラテンラバー(リッキー)…和央ようか
第5章 インドシナ
グェン…和央ようか スー・リン…花總まり 花婿…遼河はるひ
第6章 パーフェクトマン
パーフェクトマン1(ジェームス)…初風 緑
パーフェクトマン2(ローレンス)…水 夏希
パーフェクトマン3(ウィリアム)…大和悠河
第7章 熱愛のボレロ
第8章 ロケット
ロケットダンス
第9章 フィナーレ(1)テンプテーション
第21場
大階段。テーマ曲「テンプテーション」に乗せて、黒燕尾の男達がダイナミックに踊る。
テンプテーションの歌手…和央ようか
踊る紳士…初風 緑/美郷 真也/寿つかさ/水 夏希/大和悠河
第22場
テンプテーションの歌手…和央ようか
踊る淑女…花總まり
第10章 フィナーレ(2)パレード
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NO1 インドシナの場面
やはり絶対!インドシナの場面がNO1だ。
この場面はストーリー仕立てになっていて、白い蓮の花という綺麗な曲も素晴らしい。
この場面にはいくつもの素敵なシーンがある。
まずドキドキシーンから
たかこさん演じるグェンが、別の男性との婚礼の場から新婦ハナちゃん(スー・リン)を連れ出したその後のシーンに注目!
グェンがスー・リンの衣装を脱がし、そして髪飾りをはずし、そして自分の黒の衣装も脱いで白に変貌するこのシーン。この一部始終がすごく色気があってドキドキする。脱がせた衣装を舞台の袖にやるシーンは私的にかなりのポイント!そしてこの時のピアノ効果がさらに気持ちを盛り上げてくれる。私にとってこのようなシーンは宝塚で始めて見たので衝撃的で、もう〜耐・え・ら・れません。
そして綺麗シーン
その後のデュエットダンスが最高に美しい!真っ白に変わった2人がすごく綺麗で白鳥の湖というようなバレエな雰囲気を感じさせる。
忘れられないシーンです。
そして最後に、素敵シーン
やはり、最初と最後に出てくる現在のグェン。ロングコートと帽子がとても大人を感じさせられ、もう参ってしまう。花の香りを嗅ぐシーンは「うたかたの恋」を思い出す。この仕草がたまらないですね。
情熱的シーン、綺麗シーンときて、その後このような大人で素敵なシーンを見せられ大・満・足。
NO2 ヒート・アップ
この場面はドキドキで始まるのではなく、ヒートアップした熱い歌と踊りで始まる。このヒートアップな踊りがもう〜大好きです!
この面白いダンスにはまってしまって、よく真似して踊ってる(笑)
この場面はコミカルでラテンな場面から情熱的なスローテンポの曲への切り替わりが絶妙!!コミカルなダンスが終わってたかこさん(リッキー)がジャケットを脱ぎ曲がスローテンポに変わる頃、私のドキドキが始まりだす。
大和くんの女役はとてもキュートで少ーし「危なっかしーダンス」がとてもかわいく、何だか暖かい気持ちにさせてくれる。そして、それを真剣なまなざしで見つめるたかこさんのなまなざしに超・超・ドキドキ!
今夜も〜♪夢ーの♪な〜かで♪(ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる)
この場面も最初、「NOW ON STAGE」を見て衣装のセンスもちょっと…と思った場面だ。たかこさんの衣装の組み合わせにちょっと驚き!!大丈夫なの?と不安に思ったが、不安に思っていたこの場面が実際NO3に輝いてます!(わかんないものだ)
NO3
デュエット(You are my home)
ハナちゃん(美しいドレスの淑女)が切ない恋の熱情を歌う。
「あ〜なたなしではいられーない、あなたが大好きよ♪」このハナちゃんの切ない歌い方に気持ちが最高潮になる…
この後たかこさん(歌う紳士)が出てくる事が分かっている私は、いつ登場するか、いつ登場するかとすごーくドキドキしてしまう。
「急いで着替えているのかなー?とか余計な事まで考えながら…」
そして、たかこさん登場。「抱きしめよう〜二度とはなーさーなーい、僕には君だーけ・・・♪」なんだかあまりの素敵さに気持ちがスカッとする瞬間。どうだ素敵だろうと自慢的な気持ちになるんだよね!(なんの事だか?)
この後暗転で二人が手をつないで戻っていくところは、見えなくなるまで暗闇を双眼鏡で追いかけてます。「おまえはストーカーかっ(笑)」 |
私の大好きな「テンプテーション」は、やはり東京でもスゴかった!
特に東京公演での私的ランキングは「熱愛のボレロ」がトップに輝いた。
大劇場では「インドシナ」「ヒートアップ」「デュエット」が上位争いをしていたが、今回は「熱愛のボレロ」に釘付けとなったのだ。
すごくのびやかで気持ちよさそうに歌うたかこさんの歌声が、劇場全体に響き渡った。まるで一瞬、客席の音もなく観客全てを支配しているかのようだった。
そして!なんと言ってもその後のはなちゃんとのデュエットダンスの時の二人の表情がとにかく素敵だったのだ。
見つめあいながら踊る二人。たかこさんの優しい笑顔と真剣な眼差しが交互に切り替わり、それに応えるはなちゃんの素敵な笑顔。
特に今回はそう感じたのだ。
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「熱く、激しく、美しく、妖しく…」
Temptation= 誘惑をテーマに展開される、ロマンチック・レビューシリーズの第15作品目。宙組の和央ようか、花總まりのゴールデン・コンビが甘い陶酔の大人のレビューを繰り広げる。
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